土日にしか営業していないカフェを探しに
県道56号船から那珂川の山の方へ行ったのですが
どうも閉店していたらしく
収穫を得ぬまま帰宅している途中に気になる看板を見つけました。
「不思議博物館」にcafeの文字
怪しさ満点の看板に吸い寄せられるように振り返ると
博物館というよりは工房のようなものが見えます。
作業中の方に挨拶をすると
「初めてですか?博物館は2階へどうぞ」と促され2階へ
まだどういう所が分からないので
このバス停留所風の案内板を見ても
理解が追いつきません。
階段を上って2階へ
不思議博物館の入り口になります。
怪し過ぎます
小さく開館中と書かれていました
この扉引き戸かと思いきや手前に引くものなのでご注意ください
中に入ると異様な摩訶不思議な世界が広がってました。
どうしよう、間違って来たかもしれない。と
引き返すか焦っていると
カフェのカウンターからメイドさんの格好をした方
通称「不思議子ちゃん」が
「こんにちは、不思議博物館へようこそ」と声をかけてくれました。
この店内にメイドさんのミスマッチに驚きます
簡単に案内してもらったのですが、
カフェコーナーもあるのでそちらで不思議子ちゃんと話したり
館内を見学したり庭へ行ってもいいとのことでした。
メニュー内容も一筋縄ではいかないものばかりです。
くまむしケーキは流石に頼む勇気が湧きませんでした。
パフェを頼まれていた方もいたのですが
そちらは意外と普通のパフェのようでした。
改めて館内をぐるりと見回すと圧巻です。
天井にはウサギらしき生き物が天井を飛んでいます
こちらは2階
靴を脱いではしごを登ると不思議子ちゃんの衣装を着た
マネキンが出迎えてくれました。
ちなみに人間の不思議子ちゃんは撮影禁止のため載せておりません
男性がやけに多かったので
不思議子ちゃん目当ての方も多いのかもしれません。
左の丸い猫が気になりつつ、右は不思議の国のウサギでしょうか
そしてこちらが一際目立つ「クリムゾン」
「せっかくだから俺はこの赤の扉を選ぶぜ」で有名な
セガサターンの伝説のゲーム「デスクリムゾン」です。
なんとこの巨大な模型で実際にゲームで遊べるようになっています
手作り感溢れる説明書
よく見ると背中にセガサターンが
せがた三四郎もびっくりの仕様です。
操作してみたのですが、
大きすぎて逆に操作が難しかったです
そして一階に降りると館長の角孝政さんが
巨大な発泡スチロールを削ったり、切ったりと絶賛作業中でした。
元々は特殊立体造形やアート作品を作るのが本業のようです。
すごい経歴の方なのに話してみるとそんな事を感じさせない気さくな方です。
造形物も作業中のものは撮影NGでしたが
奥のねこぢるのは良いよと言われたので見てみると、
そこにはどーんと巨大なオブジェが鎮座していました。
大きさがわかりにくいのですが、2mはありそうです
こちらは「ねこぢるのなつやすみ コロペた号」
ねこぢる作品に出てくる乗り物のようです
そして工房を抜けて奥は「不思議博物館 庭園」になります
どう見ても民家です。
不思議子ちゃんから購入した
ジンジャーエールを飲みながら歩いていると何やら怪しい気配
うわっ
若干ボロボロになっていますが、そこには恐竜のオブジェが
かなりリアルで、テーマパークに居そうな完成度の高い作品でした。
庭園はここで終了。
引き返そうと振り返ると
!!!
これはただ置いてあるマネキンだと思うのですが、
正直恐竜より何十倍も怖かったです
という事で那珂川の山奥にある珍スポット『不思議博物館』でした。
この非日常感は訪れた方にしか分からないかと思いますが
非常に強烈に印象に残りました。
那珂川は遠いという方のために
姉妹店の「サナトリウム」という不思議博物館の分室が天神にあります。
こちらの方が平日や、22時まで開いているので行きやすそうです。
(サナトリウムHP)
7/7〜8/30までは作品展「ねこぢるのなつやすみ」が
開催されています。
興味のある方は是非足を運ばれてみてください
サナトリウムにも衣装が違う不思議子ちゃんがいらっしゃるそうです
店名■ 不思議博物館(本館)(HP)
住所■ 福岡県筑紫郡那珂川町西畑1466-2
時間■ 日・祝(HPで要確認)の12~18時
電話■
休日■ 月〜土
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