そのカメラ、Lytroにつき

気になるカメラがある。
双眼鏡かと思う円筒状の形状
この無駄の無いデザイン、佇んでいる姿にも貫禄があります

 

そう、このカメラLytro(ライトロ)というのですが
このカメラの凄い所
撮った写真のピントを撮影後に自由に動かせるのです
そう聞くとピンとこない…(おっと) と思いますが
百聞は一見に如かずこちらを見て下さい

手前のバッタが見えますか?その後、うしろのボケている部分をクリックしてください
読み込みと共に後ろのバッタにピントが合ったかと思います。
え、居たの!?という感じ

こちらは物悲しい一枚。ピントさえ合わなければ…

 

私はこのサンプルを見て革命が起こりました
写真のボケを自由にコントロール出来る。
ピントを移動させるだけで、写真の表情が一瞬にして変わる面白さ

何よりこのLytroの最大の魅力は使うシチュエーションが思いつかない事だと思う。
何を言ってるんだ、という感じですが、
これを生かせる媒体がSNSやwebに限定されてしまう事。
最初は物珍しくて面白いだろうけど飽きないだろうか?
いや、そんな使うとか使わないとかをLytroに失礼に当たる
機能一点に絞った贅沢さに敬意を払わなければ。
欲しい、試してみたい。
その純粋な気持ちでガジェットに対して向き合わないといけない。

もう少し値段が下がるのなら購入したいのですが、
実際使うかな…とやっぱり無難さを求める私の狭い心なのでした。
ガジェット好きなら血が騒ぐ逸品ではないでしょうか

しかしながらまだLytroには色々と問題があるようで
・値段が高い(大体4~8万)
・国内販売していない
・画質はそこまで良い訳ではない
・Windows対応は64ビット版のみ (昔はOSもmac限定でした)
・飽きが早い
・発表する場が限られる

色々と調べれば調べる程、実物が見てみたくなりますね

■あとからフォーカス、Lytroの進化と深化

■撮った後で焦点を変えられるカメラ-Lytroを使ってみた | サンフランシスコ・シリコンバレー拠点のクリエイティブエージェンシー・btrax スタッフブログ

■日本未発売の「Lytro」を使ってみた – デジカメWatch

■あとから合焦カメラ Lytro 出荷開始、8GBモデル399ドルから – Engadget Japanese

■後から合焦カメラ Lytro 分解写真公開、WiFi / Bluetooth 対応SoCを搭載 – Engadget Japanese

リアルタイムでこんな記事も見つけたのでLytroの今後が気になる所です
スマホでピント変えられる日も近いのでしょうか
■東芝、「Lytro」風のスマホ用カメラを開発か–撮影後のピント調節が可能に – CNET Japan