X7に単焦点が欲しい
X7を購入して約四ヶ月が過ぎました。
Wズームキットに付いてきたレンズにも慣れてきて
少し物足りなくなってきました。
もっと接写したい、もっとボケ感が欲しい。
標準レンズはとても使いやすいのですが、
以前使っていたミラーレスでは単焦点を愛用していたため
又単焦点で撮りたいという憧れがありました。
候補は決まっていて、
X7を店頭で見ていた時にもオススメされたこちらのレンズです。
Canon 単焦点レンズ EF40mm F2.8 STM フルサイズ対応 | ||||
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薄くて軽いパンケーキレンズ。正に世界最小・最軽量一眼レフのX7にぴったりです。
値段もお手頃で、Amazonや価格.comでも好評なレンズになっています
8月に中古で12800円で購入しました。
重さ・大きさはどれ位
小さい小さいと言われているがどれ位小さいのか、
標準レンズ「EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM」と比較してみました。
EF40mmが厚み22.8mm、右は75.2mm(キャップ部分まで含むと107mm)と
並べて分かる通り標準レンズの3分の1以下しかありません
レンズ単体の重さは
EF40mm F2.8 STMが133g
EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STMは244g
BODYも入れて測ってみましょう
EF40mm F2.8 STMは552g
EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STMは650gと
約100gの違いがありました。
軽いというのは重要で、
レンズ選びの死活問題に繫がります。
EF40mm F2.8 STMはX7に付けると
ずんぐりむっくりとして見た目的にはチェキのようになります。
レンズが付いているのか確認してしまう程で、鞄に入れても納まりが良くなります。
ボケ感は手前くっきり、後ろふんわり
外で撮りたいメインの被写体がある場合には
中々好みな感じにボケてくれます。
花は分かり易い例えとして挙げましたが、
標準レンズも負けず劣らずのボケ感があり寄れるレンズのため
比較が難しい所です。
比較用に標準レンズ EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STMで撮ってます
X7だと少し遠い焦点距離
焦点距離40mmといってもAPS-Cのため約1.5倍の60mmになります。
よって単焦点とは言いますが、画角で言うと標準~中望遠です。
これがどういう事か、
机に座って料理が撮れないのです。
手元で料理を写そうとすると近すぎて写せません。
例を挙げると
大好物のうどんです。iPhoneでよくある感じで撮っています。
明太子と卵だなんて美味しいに決まっているじゃないですか。
これをEF40mm F2.8 STMを付けて同じ距離から撮影すると
おおっと、近すぎです。
少し手元を上に上げて身を引いて撮らないと、
ファインダーに収まりません。
ようやく全体が撮れました (EF40mm F2.8 STM)
今回はうどんのみだから良かったのですが、
これが定食やコースを写したい場合には立たないといけなくなります。
同じ距離からiPhoneで撮るとこんなに遠くに写ります。
流石に頭の距離から撮っていると目立つため
料理を撮るのには向いていません。
室内撮りだとF2.8でも暗いですね
お散歩カメラとしての性能は
レビューでよく見かける「お散歩カメラ」というフレーズ。
確かにEF40mm F2.8 STMはお散歩カメラとしての扱いがぴったりきます。
旅行先だとズームや接写したり出来る標準レンズが便利に使えますが、
いつもの風景を撮りたい場合にはEF40mmが向いています。
いくつか風景写真を例に挙げておきます
風景や遠くは写しやすいのですが、
室内だったりすぐ近くの対象物を撮るのには
少し引かないと撮れなくて距離感に悩みます。
ピンナップ風だったり切り取ったような構図がハマるのかもしれません。
これからX7を購入予定の方、
新たにEF40mmを買い足したい方参考に出来たら幸いです。