梅を撮りに太宰府天満宮へ行ってきたのですが、
昼ご飯を食べていなかったため
折角なので普段行かない店で食べる事にしました。
「不老松月本店」
太宰府天満宮本殿を過ぎて裏側に並んでいる店の一つです。
裏側だけあり人の数もまばらです。
似たようなお茶屋はいくつかあったのですが、
今回は「不老松月本店」へ行ってきました。
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一番奥にあるお茶屋になります
他のお茶屋はうどんやちゃんぽん親子丼等のメニューの中
表に出ていた煮物中心の「松月弁当」の看板。
個人的にこの手の煮物に滅法弱く
しかもコーヒーも梅が枝餅も付いて750円という値段も魅力になり店に入る事にしました。
中は予想以上に広くなっていて座敷、テーブル席があります。
![](https://dandy3.com/wp-content/uploads/2014/03/DSC01004_R.jpg)
今回は座敷にしたのですが、桜の季節になれば外のテラス席やテーブル席も景色が良さそうです。
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店内は大宰府だというのを忘れてしまう程に、ゆったりとした時間が流れていました。
参道側にも店はいくつもありますが、
人が多く、ここまでゆったりする事はまずありません。
知る人ぞ知る店の雰囲気のためか殆どお客さんも年配の方ばかりです。
一人で入るのにも丁度良く、穴場を見つけました
![](https://dandy3.com/wp-content/uploads/2014/03/DSC00997_R.jpg)
5分程で弁当が運ばれてきます。
煮物とゆかりご飯、きんぴら牛蒡、柚子なます
シンプルなおかずで構成されていますが
煮物好きな自分にはたまらない内容です。
ご飯とみそ汁からは熱々の湯気が出ていて食欲をそそられます。
煮物のこんにゃく、椎茸、高野豆腐、かぼちゃどのおかずも
しっかりと味が浸み込んでいて一口一口が楽しくなる弁当でした。
野菜等はなるべく国産で揃えているようです。
若干量は少な目ですが、この後梅が枝餅もあるので丁度良い量ではないでしょうか。
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食べ終わると、野立ちコーヒーと梅ヶ枝餅が運ばれてきます。
野立ちコーヒーというのは抹茶のように茶筅で立ててあり、
表面が細かい泡で覆われています。
ブラックですが泡のお陰で滑らかな口当たりで飲みやすくなっていました。
梅ヶ枝餅は焼き立てが運ばれてきます。
梅ヶ枝餅は店によって少しづつ味が違いますが
こちらはしっとりとした食感です。
こちらは弁当の料金の中に含まれていますが、
コーヒー、餅だけでも500円で頂く事ができます。
それを考えると松月弁当750円というのはとてもお得な内容です。
初めて太宰府天満宮へ行かれる方には豪華な懐石料理等がオススメですが、
自分のように年に何回か訪れる事が出来たり、
散歩ついでに昼食を取りたい方、
昼ごはんも梅ヶ枝餅も一つの店で済ませてしまいたい方には
とてもオススメしたいお茶屋でした。
ご馳走様でした!
■不老松月本店
■9:30~17:00
■太宰府市宰府4-7-36
■Tel:092-922-4140
■不定休