2017年3月18日に行われた
西鉄新型車両9000形試乗会に参加してきました。
企画を見かけた時に応募していたのですが
当選したので参加してきました
後から知ったのですが
定員146名に対して2076名、
遠い所だと東北からの応募があったそうです。
9000形って何?
9000形というのは西日本鉄道の新型車両になります。
今走っているのは5000形と呼ばれるものですが
導入から40年経っているため、
徐々に9000形にバトンタッチ出来るよう
作られた車両になるそうです。
5000形から何十年も経っているため
今回様々な箇所が進化していますが
一番の大きな変化は消費電力が
半分に抑えられているという事でした。
外観について
赤帯は歴代車両を踏襲しているものの
ベースの色は緑色からシルバーに変わり
スタイリッシュな印象になりました。
個人的には見慣れた緑色の車体から
シルバーになるのは
なんだか寂しい気もします
正面と側面にはLEDの行き先表示機を設置していて
4カ国語(日・英・中・韓)を
表示する事が出来るそうです。
この日は福岡(天神)駅を出発して筑紫駅まで行き
折り返すスケジュールになっています。
試乗会なので貸切表示です
内装について
入った瞬間真新しい車両の香りがする9000形。
白を基調として窓も大きく取られているので
いつもより広く感じました。
窓ガラスは
紫外線を50%カットされているという事なので
女性にも安心ですね
車内の席は9人掛けのバケットシート。
従来の車両より座席幅が450mm→470mmと広くなりました。
そのお陰か隣の人と感覚も保たれ
ゆったり座れました。
更に席の間にポールを立てる事で
立ち上がりに配慮されていたり、
きちんと3人ずつ座るように設計されているという事でした
座席も膝の部分が少し高くなっているので
足の投げ出し防止を兼ねているそうです。
床のデザインは水の流れを表現しています。
両側の太い線は
足の投げ出しに対して
「ラインを越えないで下さいね。」
という思いを込められているようです。
この説明を聞いて
足の投げ出しについて
迷惑している方が多いのだと意識させられました。
座席の端にあるガラスの部分(袖仕切り)は
従来より大型化しているため
座っている人、立っている人と
接触をしないように工夫されているそうです。
又、車両と車両と連結面も
ガラスの引き戸になっていて
車内の見通しが良くなっています。
更に衝突防止に
床面と同じ水の流れをイメージした
デザインのシールが貼ってありました。
隣の車両が上から下まで見えるのは
何だか不思議な感じです
車内案内表示装置は
左側が広告、右側は路線図が映されていました。
筑紫駅にて
この試乗会では筑紫駅で
小休憩が挟まれています
運転手に花束贈呈が行われます
ここで手作りの模型を持参している方が
いらっしゃったので
写真を撮らせて頂きました。
水都の方はよく見ると
手書きで模様が描かれていて
非常に細かい作品でした。
(平将さん @shotaro_hirata)の作品になります
試乗会限定
ここからは試乗会限定で体験したものになります
まずは記念パネル
スタッフの方が記念パネルと一緒に
撮影をして回っていました
こちらはkids車両。
小さい子のために用意されていた車両ですが
土足厳禁でマットの上にレールが引かれていて
プラレールで遊べたり
車掌の制服で写真撮影が出来たようです。
電車の中で電車ごっことは
最高の記念ですね
ちなみにkids車両については
募集人数が少ないため
50倍の競争率だったそうです。
復路では車内販売が行われていたので
記念に9000系のニモカやパンフレットを購入させて頂きました。
途中ファイルが入った段ボールが見つからないという
アクシデントもありましたが
無事購入することが出来ました
缶バッチは試乗会で頂いた非売品になります。
感想
3/20から運行開始となる9000形。
これから何十年も走り続けると思うと
貴重な体験会に参加出来て
とても楽しかったです。
ありがとうございました