地震が起きて一番最初にどうなったか検索した健軍商店街
県外の方だと馴染みは無いかと思うのですが、
地元民に愛されている商店街になります。
通称ピアクレス。
突如付けられた横文字の愛称は使った事が殆ど無いのですが、
知っていると地元民同士がにやりとしてしまう隠語になっています。
twitterで健軍商店街を検索した時に
アーケードが崩れ落ちている写真を見て、
自分の目で確認したくて今回訪れました。
この健軍商店街は今みたいにコンビニや文房具屋が無かった頃
自転車で通っていました
中学生になると中古ゲームを扱っている
カメレオンクラブ(通称カメクラ)目当てになるのですが
今はそのカメクラも撤退してしまい立派な八百屋に変わっています。
カメクラ本社の方はご存知なのでしょうか
入り口辺りは普通の商店街となんら変わりありません
そのまま、まっすぐ歩いていると大きく傾いている帽子屋があります
この帽子屋は自分が生まれた時からあるので年代物だとは思うのですが
傾き方が酷すぎます。
左半分ビニールで覆われていました
更に奥にいくと「パンダ焼き」というのぼりが目印の「NEW若草」
店名はNEWですがめちゃくちゃOLDです。
パンダの形をした人形焼に黒あん白あんが入っているというピアクレス名物(?)を
堪能する事ができます。1個100円。他にもいきなり団子も人気商品です
たまに無性にこれが食べたくなり商店街に行くのですが
17時頃には売り切れになっている事が多く中々食べれません。
今回訪れた際にも売り切れになっていました
そしてそのまま真っ直ぐ奥を見ると
商店街の主力のスーパー「サンリブ」
そのサンリブがあった場所にバリケードがはられていました。
目に入る曲がった柱にえぐれたアーケード
胸が痛くなる光景です。危険なので辺り一帯は立ち入り禁止になっています。
熊本市東区健軍商店街のアーケードが無残にも崩壊しています。危険ですのでこちらの方には近づかないようにしてください。アーケード内は安全とは言えません。雨が降った際には別の処置を。#熊本地震 #熊本市東区 pic.twitter.com/Elnu6ELSGB
— じゅんぺ (@junoring7) 2016年4月16日
Twitterで写真を見ていたのである程度は覚悟していたのですが
胸の痛い光景でした
周りの駐車場も壁に亀裂が入っていたりするため
立ち入り禁止になっています
よく見るとエレベータパーキングの上部に穴が開いていました。
こちらも立ち入り禁止
どうしたらあんな所に穴が開くのか、意味が分かりません
こちらは反対から見たサンリブの様子
バリケードで見えないサンリブの向かい側にある店はいくつか営業はしています。
裏口から購入できるようになっています。
商店街の店舗も営業している所もあれば、
年代物の店だと外からでもヒビが入っていたり足元がおかしい建物がありました。
慣れ親しんだ商店街の壊れている様はあまりにも悲しかったです。
これから実家に訪れる度、様子を見にいきたいと思います
復刊アサヒグラフ 九州・熊本大地震 2016年 5/5号 [雑誌] (週刊朝日増刊) | ||||
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