【OLYMPUS】超広角にも魚眼にも便利なキャップレンズ『BCL-0980』使用編

前回の続きになります
(前回⇒【OLYMPUS】超広角にも魚眼にも便利なキャップレンズ『BCL-0980』外観編

外観や仕様については前に書いたのですが、
実際GM1にBCL-0980を取り付けて撮ってみました。

室内

P1290009_R P1340132_R

画角140度と超広角のため店の雰囲気や机の上の様子がよく分かります。
今までの標準レンズには無い構図になるのが新鮮でした。
飲み会等人が集まる時にも使い勝手が良さそうです。

 

屋外

風景を撮るのにも広い敷地や建物だと見渡せて便利です。

大宰府

建物(クリエイティブコントロール)

公園

構図が似通ってしまいますが、
風景を撮るのに空も広く入るので
雲の表情を生かした写真を撮れるのが新たな発見でした。

どの写真にも共通して言える事なのですが、
絞りがF8固定と暗いため、自然光が一番映えるようです。
夜間撮りにはオススメ出来ません。

 

近接

どこまで寄れるか試してみました。

比較的写りはシャープですが上手くピントが合うと、ボケてくれます。
ボケ感は少な目です。

その肝心のピント合わせですが寄って撮ると、中々合いません。
GM1の液晶が小さいため、
撮った直後にピントが合っているか確認し辛いのも
面倒な点でした。

 

使用感まとめ

買った当初は魚眼で使うつもりだったのですが、
魚眼より広角で撮るのに大活躍のレンズでした。
簡単に長所と短所をまとめてみると

長所
・安いのに使いやすい
・軽くてコンパクト
・レンズ交換も手元で出来る

短所
・スライドレバーが緩い
・ケースが無い
・暗い

といった所でしょうか。

今まで広角を使った事が無く良さが分からなかったのですが、
この「BCL-0980」を使ってからは
全体が1枚に入るという利点に気づかされました。
1枚の写真に情報がぎゅっと凝縮される感じがとても面白いです。
魚眼としては画角がやや狭いので
超広角レンズとして使う方が正しいかと思います。

これをメインに使うと癖が強いので、
サブレンズとして1本鞄に入れておくと
雰囲気が変わった一枚が撮れるので重宝しました。
手に収まるコンパクトなレンズのため、
立ったままレンズ交換が出来るのも使いやすい点です。

slooProImg_20140507020839.jpg

反面、短所として挙げているスライドレバー。
これが緩過ぎてカメラケースに入れていても
いつの間にかレンズ面が開いています。
不良品だと勘違いする人も居たようなので、
もう少しカチッと固定出来るよう改善して頂きたいです。

しかしキャップレンズでここまで撮れるというのは予想外でした。
最近はGM1に標準ズームレンズを付けて
カメラケースにキャップレンズを入れて
出歩くようにしています。
持ち歩くのが苦にならないレンズというのは最高ですね。

キャップレンズというコンセプトは面白いため、
これから又別のキャップレンズが出るのが楽しみです。

 

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