『ホテル イル・パラッツォ』のランチへ行ってきました。
完全予約制のランチ
こちらはランチもディナーも完全予約制。
しかも前日までに予約しておかないといけません。
今回は遠方から福岡に来ていた友人と飲んでいる時に
提案されたため、少し遅かったのですが
ダメ元でかけてみると予約をする事が出来ました。
予約では連絡先、コースと人数を伝えます。
ランチは1250円のコースと2100円のコースの２種類があり、
1250円のコースでお願いしました。
場所は南新地バス停から歩いて５分
天神と博多の丁度間に位置するため、
歩きでも行けなくもありませんが
急ぎの場合はバスを使用した方が良いかと思います。
ホテル イル・パラッツォ
福岡県福岡市中央区春吉3-13-1
南新地停留所から歩いて橋を渡ります。
遠くに見える赤いレンガの建物が『ホテル イル・パラッツォ』になります。
目立つ建物なので、見つけやすいですね。
『イル・パラッツォ』=「宮殿」という意味を持つホテル。
一見洗練された現代風の建物に見えますが、
日本初のデザイナーズホテルとして22年前に完成しました。
まるで海外に来たような錯覚をさせられるお洒落な建物です。
ホテルの他にも結婚式場としても利用されています。
フロントで名前を告げると
ホテル内のレストラン「ダイニング アンコムスト」に通されます。
入り口左手には立派なワインセラー、
思わず昼から飲みたくなるのをぐっと堪えます。
通されたテーブルを見て、完全予約制なのが納得いきました。
一つ一つのテーブルについたて状の壁が置かれ半個室のようになっているため、
最大８組（３２席）しか座れません。
まだ冷え込む時期でしたが、テラス席もあるようです。
ガラスで出来たシャボン玉風の照明に目を奪われます。
店自体は広くないのですが、
奥の方は鏡張りになっているため広々感じました。
目の錯覚を利用した空間の使い方が素晴らしいです。
用意されていたナフキンが黒なのもにくい演出です。
ここで、飲み物とランチのパスタの種類を聞かれるため
クリーム系２種、オイル系、トマト系と４種類のパスタから選びます。
飲み物も頼みたかったのですが、
貧乏性の自分はホテル価格に驚いて水で過ごさせて頂きました。
しばらく待っているとパンとパスタが運ばれてきます。
頼んだパスタは「春キャベツとサーモンのペペロンチーノ」
もちもちしたパスタにキャベツとサーモンが良く合います。
さっぱり食べれましたが、量は少な目です。
こちらは友人が頼んでいたボロネーゼ
濃い味付けが好きならこちらの方がオススメです。
その時によって選べるパスタの種類が変わるようです。
パンは２個付いてきて、おかわりも頼めるため
自分にはパスタが少量だったのもあり、おかわりをお願いします。
付属の壺に入った塩気の強いバターがとても美味です。
最後に食後のコーヒーが付いてコースメニューは終了になります。
ご馳走様でした。
女性や年配の方だと丁度良い量ですが、
食い意地の張った自分としては少し物足りない量だった気がします。
コースの内容としてはこちら
1250円コース
・パスタ
・パン
・カフェ
2100円コース
・アンティパスト
・パスタ
・メイン
・デザート
・パン
・カフェ
昼のコースを比べると2100円の方が
メインが別にあるためボリューム的には多いです。
ランチとしては高めのため微妙な所でしょうか。
サービス料は取られませんので安心して下さい。
記念日やデートに
少し高めですが、雰囲気は最高に良いので
内装、雰囲気を込めると安く感じてしまうお店でした。
ホテルだけあり接客も完璧です。
客層も帰り際見てみるとマダム２人や、カップルと
知る人ぞ知るお店のようです。
完全予約制ですが、予約する価値はあります。
普段の店より少しグレードアップしたい、
非日常を感じたい、
ゆっくり人と話したい、そんな希望が叶うお店でした。
実際テーブルの壁が高く、声も殆ど聞こえないため
貸し切りしている気分が味わえます。
最近ゆっくり時間と空間を楽しめるお店も
割と楽しめるようになってきました。
今回は自分では思いつかないお店だったので、
提案してくれた友人に感謝です。
以前友人の結婚式で訪れた事もあるため、
個人的にはホテルとしての利用しても良さそうだと感じました。
天神や中洲、屋台は夜になると徒歩１分で行けます。
とても魅力的な立地ではないでしょうか。
ご馳走様でした！
■ホテル イル・パラッツォ（ＨＯＴＥＬ ＩＬ ＰＡＬＡＺＺＯ）
「ダイニング アンコムスト」
■福岡市中央区春吉3-13-1
■TEL：092-716-3330
■営業時間
朝食 7:00～11:00
ランチ 12:00～14:00
ディナー 18：00～21：00
ホテルとしての利用はこちらからご覧ください
