2018年1月12~13日に開催された
「ロボットアイデアソンぼくらの未来創世物語」の
会場で気になるものがありました
![](https://dandy3.com/wp-content/uploads/2018/01/slproImg_201801171435430.jpg)
変なポーズをしているPepperくん
…では無く
このPepper洋服を着ています。
一人前にウェイター風の制服です
![](https://dandy3.com/wp-content/uploads/2018/01/slproImg_201801171435431.jpg)
イベントの審査員にお名前があったので
まさかと思い確認してみると
![](https://dandy3.com/wp-content/uploads/2018/01/slproImg_201801171435432.jpg)
「ロボユニ(ROBO-UNI)」さんじゃないですか。
「ロボユニ」と言うと
世界初のロボット専用アパレルメーカーになります。
元々日本国内のユニフォーム専門の会社が
ロボット用ユニフォームを製作したというのが面白いと
webの記事を興味深く読ませて頂いていたのですが
福岡の会社だったんですね
いつかロボユニの制服を見てみたいと思っていたので
本物を見る事が出来て少々興奮してしまいました。
ちなみにこちらのウェイター風制服ですが
オーダーで228,000円になります。
桁は間違っていません
このPepper私より高価な服を着ていますよ
![](https://dandy3.com/wp-content/uploads/2018/01/P1790076iko.jpg)
法被姿のPepperは
ウェイター風より少しお安く198,000円。
こちらは試作品らしく
カラーが少し違っていました
![](https://dandy3.com/wp-content/uploads/2018/01/P1790080.jpg)
着脱は後ろがチャックになっているため
簡単に行えます。
何故ここまで高価な衣装なのか
疑問に思う方も多いかと思いますが
まずpepperのために採寸されているための
ぴったりのサイズ感。
他にもロボットは熱を持ちやすいため、
衣装の中に熱を溜め込まないようにしたり
ロボット自身の動きを制限しないようにと
様々な工夫が施されています。
たかが服と言えどロボットは機械。
繊細なロボットに服を着せるのは
人間とは勝手が違うようです。
ロボホンの服もあるよ
![](https://dandy3.com/wp-content/uploads/2018/01/P1790055.jpg)
こちらはSHARPのRoBoHoN(ロボホン)。
右の羽織袴はロボユニさんの製作衣装になります
Pepperだけでは無かったんですね。
並べてみると同じロボホンなのに
不思議と洋服を着ている方が
親近感が沸きませんか
![](https://dandy3.com/wp-content/uploads/2018/01/P1790052.jpg)
ロボホンはサイズから
個人でも洋服を作って楽しまれている方も多いので
着せ替えが盛んなロボットになります。
ちなみにこちらの羽織袴ロボホンは
臼杵等の小道具やモーションも付いて¥96,120
ロボホンも私の服より高級なものを着ていました
![](https://dandy3.com/wp-content/uploads/2018/01/slproImg_201801171433070.jpg)
着脱はスナップボタン
人間の羽織袴だと重ねて着るわけですが
軽量化を図るために一枚で
着れるようになっています。
![](https://dandy3.com/wp-content/uploads/2018/01/slproImg_201801171434340.png)
見ていただきたいのが縫い目の細かさ。
裏地が使えないため
裏から見ても綺麗な仕上がりになっています。
流石ユニフォームの会社というだけあり
素晴らしい技術力です。
ちなみにロボホンの公式衣装は
スーツ、サンタ、羽織袴と3種類出ています。
この中でどれが売れたと思いますか?
正解はスーツです
次点は羽織袴。
ロボホン開発責任者の景井さんは
着る季節を選ばないからでしょうかとお話されていたのですが
面白い結果ですよね。
人間でも同じ結果になるはずです
サンタも可愛いけど冬しか着れないですね
感想
ガラケーの頃何故ガラケーは
1種類に規格を決めないのか不満に感じていました。
当時は各メーカーが全く形が違った携帯電話を出していたので
機種変するたびに、
見た目も変わり使い方もその都度覚えていました。
1種類に決めれば、
使い方も同じでケースも買い換えずに済みます。
![](https://dandy3.com/wp-content/uploads/2018/01/smartphone_cover-1.png)
今だと例えばiPhoneさえ購入すれば
カバーやケースが多種多様なものが販売されているため
自分のニーズに合わせて
可愛いものが好きな人は可愛いケース、
画面を割りたくない人は手帳型、
ホールド感を大事にしたい人はスマホリングを付けたりと
使う側がカスタマイズ出来るようになりました。
ロボットも一家に一台、一人一台というレベルまで
浸透していけばカスタマイズしたい、
人間と同じように洋服を着せたいという
ニーズもうまれてくると思います。
ロボットと洋服という組み合わせには
興味があったので本物を見れたり、
色々とお話を聞く事が出来て
大変楽しかったです。
![](https://dandy3.com/wp-content/uploads/2018/01/IMG_0808.jpg)
ありがたい事に
「ROBO-UNI(ロボユニ)」の開発をする泉さんと
お話させて頂いたのですが
丁度自宅にaiboが届いたので
aiboの衣装を作られませんかとお願いしてみました。
作ってみたいですね!という答えを頂いたので
どうか期待しています
ロボユニ公式ページ
ロボユニさんのインタビュー記事
面白いものばかりなので
興味を持った方は是非読んでみてください