『CEDEC+KYUSHU 2016』レポート■VR体験してきました

2016年10月22日に九州大学 大橋キャンパスで開催された

コンピュータエンターテインメント開発者向けカンファレンス

『CEDEC+KYUSHU 2016』へ参加してきました。

元は東京の方で『CEDEC』大きな開発者向けイベントが行われているのですが

西日本でも開催してほしいという声に応えたのが

『CEDEC+KYUSHU 2016』になります。

去年も開催されていたみたいなんですが全く知りませんでした。

今年の来場者は1200人を見越していた所

予想を超えて1500人来場していたそうです。VR効果でしょうか

この歳で大学に足を踏み入れるのは少々気恥ずかしいものがあります。

開幕講演は9時からですが、

整理券配布が8時からだったので8時10分頃に到着したのですが

既にVR体験会の整理券配布は長蛇の列です。

3階で配布なのに廊下からずらっと反対側の階段の2階まで並んでいました。

今回赤色の多次元ホールと5号館中心でイベントが行われるため、

当日はこの2つを行き来する事になります

セッション

多次元ホールや各教室で行われたセッションなんですが

撮影や内容についての公開は禁止なので割愛させて頂きます。

セッションの内容等は公式ページをご覧下さい。

セッション|CEDEC+KYUSHU 2016

自分が受けたセッションはこちらになります。

9:00〜新しいものをつくろう ~新規IPをつくる意義~
9:30〜GTA ドラクエ Destiny から教わったこと
13:00〜アプリストア☆4以上の漫画アプリ「GANMA!」のプロモーション・開発・マネタイズの実話集
14:15〜レベルファイブ式 スーパーヒットを連発する人気キャラクターづくりの秘密
15:30〜社長に訊く!ゲームサウンドの歴史と現代のサウンドメイキング
16:45〜Cygames流!最高のコンテンツの作り方!
19:00〜“エンタメ新次元”の先陣へ! 本音で語る「VR」コンテンツ最前線

人気のあるセッションは立ち見も出ていました。

基本的には1時間受けて15分入れ替え(休憩)時間なんですが

その間にVR体験会へ行ったり、移動、整理券を貰いに行き、

人気のあるセッションは早めに並びに行ったりと大忙しでした。

昼休憩以外は朝の8時から夕方20時までセッションを受けていたので

後半意識が飛びそうになった程です。

しかしながら憧れのゲームクリエイターの方や

エンタメについてプロモーション開発等

どれも面白く聞かせて頂きとても刺激になりました。

レベルファイブの日野社長の開幕講演の様子

ツイートされていたので

FFXVのディレクター田畑氏のセッション内容はこのようなものでした

最後の特別講演も笑わせて頂きました

14時開催のレベルファイブのセッションの後

ジバニャンのトートバッグとノート頂いたのも嬉しかったです。

今回福岡なのでレベルファイブの社員の方をよくお見かけしました

VR体験

セッションや昼休憩中に体験させて頂いたVR機を載せておきます

「Merge VR」

九州体験会では初になるVR機

ゲームキューブを彷彿とさせるカラーリングです。

ウレタン製なので軽くて柔らかいのが特徴です

ビルの8階から落下させても平気とか。

つけ心地はとても良かったです。

上からiPhoneやAndroidを本体にはめこむものになっています。

上の二つのボタンを左右にズラし視野調節を行い

タップする事でゲーム内の攻撃が出来ます

自分がやったのはジェットコースターから

落下しながら樽に攻撃するものだったのですが

少し酔ってしまいました

amazonで1万円程で販売されています

IDEALENS K2

こちらも九州初公開。

中国で開発されたもので日本発売もこれからになるそうです

見辛いですがメガネのレンズの横にmicro SDを中に入れるタイプ。

充電もここから行います

スマホがいらない単独で使用出来るものなので

その分高額でした。

操作ボタンは右をタップする事で攻撃や移動が出来ます

ジェンガを壊して行く単純なゲームをやったのですが

難しくてすぐにゲームオーバーになります。

VR機だけで使用出来るという事で

どちらかと言うと複数人でプレイするタイプのVRという事でした

Gear VR

これは体験会のラインナップには無いのですが

「CRIミドルウェア」さんのブースで体験させて頂いたものになります。

「CRI Sofdec2 for VR」というVR対応のミドルウェアを販売しているそうです

スマホをそのままカポッと入れるタイプになっています

実写映像だったのですが、歩道橋に実際立っているような

リアルな映像が楽しめました

装着も手軽で好印象でした

こちらもAmazonで1万前後で購入する事が出来ます

更にPSVRまで。先ほどのGear VRは3K動画だったのですが

PS VR用に4K動画になっています。歩道橋の上からドラゴンが現れるという

ムービーだったのですが立体音響も素晴らしかったです。

スポンサーブース色々

VRとは関係無いのですがスポンサーブースも

巡ってみたら楽しかったので載せておきます

■「ツクモ福岡点」のブースで展示されていた

腕に巻くタイプの触感型ゲームコントローラー。

鷹を呼び寄せ腕に乗るとピリッとした刺激が感じられます。

手を握るとその筋肉の動きを読み取るユニークな商品でした

■.Tooブースで展示されていたwacomの液晶タブレット

今回レベルファイブのイラストレーターの方が

こちらを使ってライブドローイングをされていたのが印象的でした。

.Tooというと画材販売の方で知っていたので不思議だったのですが

数年前からデジタルメディアの方にも力を入れているそうです。

■フォント界では有名なモリサワフォント

普通だとアプリでの使用料1書体に50万かかるところを

全書体年間7.2万円で使用出来るという製品の宣伝をされていました。

ツイートをRTしたらくじを引きオリジナルグッズを貰えるという事で

色々頂いてしまいました。

ノリの良いスタッフの方で面白かったです

ありがとうございました

スタンプラリー

会場内で行われていたスタンプラリー

最後に豪華景品が当たる抽選会が行われていたのですが

セッションを受けていたら受付時間が終わってしまい

参加賞だけ頂きました。

参加賞は非売品のレベルファイブグッズ

これはこれで嬉しかったです。

一番左のスマホで見ると武器が浮き出るというスナックワールドの下敷きを頂きました。

感想

VR体験会と日野社長、田畑Dの話が聞きたくて参加した『CEDEC+KYUSHU 2016』でしたが

それ以外もとても楽しく飽きない1日でした。

福岡は人が集まらないと言われているそうなんですが

(実際別のイベント関係者からもよく言われます)

今年は大盛況だったという事で

又来年も開催される事を願っています。

実行委員会の方々や九州大学の学生さま本当にお疲れ様でした